君のひだり
以外にも蒼瀬は大食いでびっくりした。


一通り見て回ると、蒼瀬がスマホ見ながら言った。


「俺さ、花火良く見える場所知ってるから、そこに行こ!」


「うん、行く!」


私は嬉しくて叫ぶと蒼瀬は笑って頭を撫でた。


蒼瀬に付いて行くと小さな丘があった。


周りには誰もいなくて大きな木が1つ立っている。


「これ下に置いて座って。」


そう言うと腰に巻いていたシャツを床に敷く。


「いいの?ありがとう。」


花火が始まるまでサッカーの話とか友達と遊びに行った話をした。


やっぱり蒼瀬といる時間が楽しくて時間が早く過ぎてしまう。

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