君のひだり
そう言うと蒼瀬は笑ってチームメイトの所へ向かった。


今の、何だったのかな?


「ただいまより試合を開始します。」


「急がなきゃ!」


アナウンスがなって私は観客席に向かって走った。


対戦する高校は去年、インターハイを掛けて戦った強い高校らしい。


大丈夫、きっと勝てる。


ピーーーーーッ


試合開始の笛がなって前半が始まった。


激しいボール争いで先に攻撃に出たのは蒼瀬だった。


綺麗にドリブルを決めてそのままシュート!

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