君のひだり

次の日、私はいつもより早く家を出た。


クラスには勉強してる人しかいない。


ガタンッ


隣を見ると蒼瀬がいた。


私は笑顔で、


「おはよう。早いね。」


と言うと、


「うん。詩織もね。」


と微笑んだ。

< 99 / 136 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop