最後の歌
そして俺は、ばあちゃんの家に行き、外食をした店で運命の出逢いをする。
あの日は冬の寒い日だった。
1人の店員が床で滑って俺の服にカルボナーラをこぼした。
そして、これでもかってくらい何度も何度も謝ってきた。
俺は別に気にしてなかったけど、お詫びさせてほしいって言うからとりあえず連絡先を教えた。
だけど、お詫びって何してもらえばいいか分からなくて観光案内をしてもらうことにした。
自分で誘ったくせに前日は全く寝れなくて、緊張と不安が半端なかった。