最後の歌
あたし達は、しばらくイチャついていた。
家には家族もいないし、いつも以上にラブラブ。
『俺眠くなってきた。』
「じゃあ、膝枕してあげる!」
『おっ!膝枕とか初めて♪』
「あたしも膝枕初めて♪」
トモに膝枕をしてあげると、
すぐに寝てしまった。
つまんないけど、寝顔が可愛いから満足!!
気付いたらあたしも寝ちゃった。
起きたらもうお昼で、トモを起こした。
「トモ〜起きて♪」
『ん?有柚…?』
「ここあたしの部屋。」
『有柚の部屋?』
「膝枕して寝てたじゃん。」
『……あぁ!!おはよ♪』
「気付くの遅いよバカ。」
『寝起きだから仕方ねーの。』
「せっかく膝枕したのに。」
『有柚の膝枕すっげえ寝心地良かったぞ。』
「だって有柚だもん。」
『さすが俺の有柚♪』
笑顔でトモはまた抱き締めてきた。
「トモ、ぎゅってするの好き?」
『超好き〜!
有柚抱き締めると落ち着く。』
「あたしも。」