最後の歌
『やっぱり彼氏か…。』
お兄はしょんぼりしてしまった。
「お兄どしたの?」
『俺、有柚にはまだ彼氏できないって安心してたからショック。』
「ごめんね。でも、あたしトモが大好きなの。」
『いや、有柚ももう高校生だもんな。えっと…灯くんだっけ?有柚をよろしくな。』
「はい!!お兄さん!!」
『あ、お兄さんって呼ばなくていいよ。多分年同じ位だし。』
「いくつですか?」
『俺、ハタチ。』
「一緒ですよ!!」
『なら敬語もなしで。俺のことは陽介って呼んでいいから。』
「なら俺は灯で。」
『おう!』
なんかよく分かんないけど、トモとお兄が仲良くなって良かった♪