最後の歌



いつも通りに話しているうちに飛行機の時間が近くなった。





『じゃあ俺行くわ。』



「うん…。」



『そんな顔すんなって!』



「だって…。」



『またすぐに会いに来るから。なっ?』



「わかった…。」



『お父さん!有柚のことよろしくお願いします。』



「お前に頼まれなくたって大丈夫だし。」



『ははっ。さすがです。』



「まっ頑張れよ。」



『はい!』



「トモのこと応援してるからね!」



『ありがとな!』



「またね。」



『おう!』








笑顔でトモは東京へ帰って行った。




あたしも頑張らなきゃ!








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