黒桜~サヨナラの前に~
そう。
実はあたしが一番はしゃいでたかも知れない。
だって、こういうの初めてだし、楽しかったから。
「お前らぁ!そろそろ片付けて戻るぞ。」
夜の9時半。
連の声でおひらきにする。
皆で片付けをした後、部屋に戻った。
二人部屋だから、ルルと一緒。
お風呂に入った後、2つ横に並べてあるうちの1つのベットにダイブした。
「ルル、明日も沢山遊ぼうね。」
「うん。勿論!」
元気な笑顔を向けてくれるルルを見たら、あたしも元気が出た気がする。
「……おやすみ。」
「うん、おやすみ……。」
ルルにおやすみを言った数分後、あたしは夢の中に落ちていった。