黒桜~サヨナラの前に~
そう。あたし達と黒桜は仲間だから。
だから、一緒に笑うの。一緒に動くの。一緒に話すの。
一緒に……ケンカだってするんだよ。
「行くぞ……!」
「おう。」
黒桜と恋蘭の交戦。あたし達はそれに混じっていく。
「なっ!?何でここに四王が!?」
戦ってる最中に驚かれるのは当たり前。
だけど、あたしはそれに答えないで恋蘭の奴等を次々と倒していく。
「……いつのまに四王を味方に着けたんだよ。……っ!四王でも容赦はするな!!行け!」
まだ下っ端君達に任せるんだ。
自分達は最後のために体力温存ってこと?
……そんなの無意味だっての。
幹部室がある上の階から下を覗くアイツらを睨むように見て、また敵を倒していく。