アンドロメダアンドロイド
自己紹介や、課題回収なども終わり、次の時間からは普通の授業だった。


世界史かぁ…


正直言って、世界史は得意では無かった

嫌いでは無いけど好きでもない

そう。興味が無い。


世界史の先生は確か…

新任の先生だったよな…?


『次って新任?』

「そうそう、やたらと声でけぇやつ!」


あー……
あいつね。


「チャイム鳴るよー!席ついてー!!」

はい、もう、声でかーい。
耳痛いっての…



それぞれ席に着き、授業が始まる

もちろん、自己紹介から。

授業が潰れるのは嬉しいが、正直言ってめんどくさい

人の自己紹介を聞くのは好きだったが、自己主張が苦手な私にとって、苦痛以外の何物でもなかった。


名簿の最初の方から始まった。


私の名前、露崎澪は名簿17番。

30人クラスの真ん中辺りだった。

うん。ちょうどいい名簿番号だ。



皆、好き物や芸能人、一言などを言っていき、周りの人はそれに突っ込んで、1人1人笑いが起きるため、自己紹介は割と長い。

結構楽しかったりする。


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