アンドロメダアンドロイド
ようやく半分まで終わり、私の番が来た


『えっと…露崎澪です。好きな食べ物はー…苺?とかです。うん。』

「綿あめも好きだろー!!」


なっちゃんがすかさず叫んでくる。

東雲那月。
いっつも一緒にいる、いわば親友とかいう人。

何故、好きな食べ物まで把握してるんだよ…

そんななっちゃんのツッコミに少し笑いが起きる。


『世界史が好きか…?うーん…好きではないですね。はい。』

「そっかー…好きじゃないのかー…」


私の答えに先生は分かりやすくしょんぼりしてみせた

「でも、絶対好きになるはず!!俺の授業面白いもん!!」

「先生うざーいw」

「どこからその自信は湧いてくるんですかーww」


先生の発言に笑いが起こる。

コロコロと変わる先生の表情は結構好きかもしれない。


先生は、笑ってズレたメガネのフレームを掛け直す。

うん。メガネ男子好きの私にとってはポイント高いな。


先生の印象は概ね好印象。
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