【続】私と貴方の関係
海里を押し出し玄関のドアを閉める


香菜「美里…」


「ん?」


香菜「大丈夫…?」


遠慮気味に聞く香菜に私はクスッと笑う


「平気だよ。もう、潮時だったんだよ、きっと…」


…。そう、潮時だったんだよ…。


「もう、お風呂入って寝よっか」


香菜「…そうだね」


「香菜からね」


香菜「あ、うん」


「ちゃんとゆっくり温まるんだよ?」


香菜「分かってるよ〜」


香菜をお風呂に送り出す


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