【続】私と貴方の関係
私達はかれこれ5分ぐらい空さんの家の呼び鈴を押せないでいた


海里が心の準備させてって…。


空さんが海里を殴る前提になってるのは気のせいだと思いたい


海里「…腹括んねぇとな」


覚悟を決めたように呟いた


その時


空「あら、美里ちゃん?」


理久「ママー」


空さんの手を離してまだ頼りない歩き方の理久が私の方へと来た


「空さん!理久!」


空「…あら、海里??覚悟しなさい?」


明らかにトーンが違う空さんの声


ボキボキと骨まで鳴らし始めた空さんに


「あ、あの!私の勘違いだったので…」


空「問答無用!」


バキッ


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