ちび太とゴリさん。
だいたい、こんな俺がゴリさんと同じ空間に居るだけで断罪もの。
ゴリさんに何かしようものなら、1回につき命を1つ差し出さないといけないレベル。
正直命が幾つあっても足りない!!
だとすると…
「俺はゴリさんの下僕になるしかない」
「は??お前頭大丈夫か?」
思わず考え事が口に出てしまえば、すかさずゴリさんからの冷ややかな視線が注がれた。
うっ…その視線は何度向けられても心がエグられる。
「こんな弱い下僕なんて、こっちから願い下げ」
弱いのは100も承知。
でも…