あの日の桜を胸に

プロローグ

「ねえ、君。こんな所でなにやってるの？」


誰？


あなたに関係ないでしょ


「ねえ、答えてくれない？」


答えろ、ねぇ？


「答える必要性がないから却下」


「そんな奴ほっとけよ」


「でもこの子凄い怪我してる」


知ってたなら尚更ほっといて


「え？(。_。)ｳﾜｯこれはやばいな」


「でしょ？ねえ、君俺たちとおいで。助けてあげる」


私に向かってそんなに大層な口が聴けるのね。



おもしろい



「助けられるなら助けてくださらない？」


「もちろん。あなたの名前は？」