あの日の桜を胸に
3rd やっぱり愛桜は…

愛桜side

俺達はあいつがいることを知りながら屋上に入っていった


その女は俺達が来ていることに驚きつつも一礼して屋上から出ていこうとした



「待て」


俺がそういうと呼び止められると思ってなかったのか体をビクリとさせ立ち止まった



「なんですか?」


俺達に背を向けたまま言葉を発する



「倉庫に来い」



そういうと女嫌いの疾風がこっちを睨んだてきた




「お断りします」



は?
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