あの日の桜を胸に
そして女はブツブツ何かを言いながらパスワードを入力していた



なんて言ったのか聞こえなかったが



そのうちエレベーターがやって来て俺達は乗りそのまま下に向かった



下につくと


「ちょっと待っててください。晴彦くんに話がありますので」




そう言って女はどっかに言った



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