あの日の桜を胸に
そう聞いてみんな肩の力が抜けた


「で、質問の続きしますか?」


あ、そうしようかな



「じゃあ、もう一つ、桜恋って誰だ?」


「……妹です」



今あった間については触れない方がいいのか?


「偶然…ここにいるもう一人の姫も桜恋って名前なのよ」



「そうなんですか?まぁ、桜恋って名前ならいてもおかしくない名前ですしね。」



「最後だ、その妹と何があった。」


その質問は彼女の核心に触れるものだったらしく肩をびくっと上下させた


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