暗闇のピアニスト
第一章
失ったもの
「あ〜音楽なんて嫌いだー。なんで音楽なんて授業があるわけ?面倒臭いなぁ」
『だよね。音楽って習って意味あるのかなぁ…』
「ないない。あるわけないって。試験にもでないじゃん」
怠そうに音楽室へ向かう私達。
「さぼっちゃおっか…」
と、ポツリと言ったのはサキ。
『いーね。サボろっか』
賛成したのは私。ユリ。
私達は図書室へ向かった。
そこで携帯を充電しながら、携帯をいじる。