それはきっと、僕らの秘密。




…ような気がした







「ああー!やっと取れた!」






とりあえず目の前の頑張った人を拍手で讃える








そんな俺をやめろばかりに紘平は睨んだ






「…じゃあ、教室戻るわ」




そういって俺は保健室から出ていった













「…意外と甘い匂い」









俺のカーディガンからは紘平の匂いがした
















「…なにしてんだ、俺は」







その後、紘平が俺が寝ていたベッドで爆睡していたことを俺は知らない










< 14 / 24 >

この作品をシェア

pagetop