それはきっと、僕らの秘密。




「ところで悠陽くん



君は彼女はいるのかね?」




ガシっと肩を組まれ黎人に聞かれた






「えーと、僕は「黎人ー!!」







ドンっ






衝撃があったと思った途端、僕は黎人くんから離されていた







「こーら、裕理

急にきたら危ないだろ」



「えへへー、だって黎人が仲良く話してるからどんな子かなって思ってー」




その強烈なタックルを決めた子を見ると




ふわふわの髪にクリクリの目



本当に女の子かと思ったくらい可愛らしい男の子だった





「僕は朝宮裕理(あさみや ゆうり)



このクラスの可愛い担当だからね☆」






そういうと彼は僕にウインクを決めてきた







とてもキャラが濃い








いや、周りを見ると




イケメン、イケメン、とりあえずイケメンばかりだった













「…あ、みんな濃いってことか」












< 18 / 24 >

この作品をシェア

pagetop