それはきっと、僕らの秘密。








どうして平凡の容姿、学力の僕が




このクラスの一員になるのか












…いや、なれるのか?












「…どうしたらいいんだよぉ」






と、僕はバカ広い門の前で悶絶していた。










ーーーー




『悠陽、4月からここに通うんだ


もう手続きはしてある』



「え?ちょっと待って


どうして…?いきなり…」




『悠陽…ごめんなさいね』





「今まで通りじゃだめなの?






…あ、僕が××××だから…?」











ーーーー










とりあえずこの学校を卒業するまでは






何としてでも頑張れなければならない













「…よし」





僕は重い足を動かし、歩みを進めた


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