オヒメサマなんて向いてない‼︎
『何?』
『男って本当…なんでこんな短時間で問題起こすんだろう』
呆れたような萌の声に、さっきの私の言葉が口に出ていた事と。
それと、何か問題があったと言う事を知る。
『何があったの』
『んー…他校の男と言い争ってる』
……嘘でしょ。
私達が門を開けたのは一度、その時に入ってきたなら、付けられてたって事。
やっぱり、男の思考回路なんか理解できないししたくもないけど。
『少し出てくる。
萌はそのままカメラ監視。
美南は…温かい紅茶でも用意して』
『分かった〜』
『すぐ来ないと冷めるわよ』
私の言葉に了解の意を示した2人を見てから、生徒会室を出る。
……私の管理してる学園内で、面倒な暴動事件を起こされちゃ困るし。
美南の美味しい紅茶が冷めるなんて損するし。
さっさと行って、止めてくるか…。