【完】僕達のレンアイ事情
「うん。行く」
この当たり前の回答が帰ってくるようになってから
もうすぐで1ヶ月が経とうとしてる。
紗奈と付き合ってもうすぐ1ヶ月。
初めは可愛くて仕方なくて
ぎゅっとするとドキドキして
体を重ねると心が締め付けられて
そんな俺だったはずなのに
当たり前の事に慣れてしまっていて。
今まで1人の女と1ヶ月も続いたことがなかった俺は
それが普通のことなのかどうかもわからない。
だったらしなきゃいい話なんだけど俺も男だからそうはいかない。
「竜二…」
「ん?」
「好きだよ」
ベッドの上で俺に抱きつく。
「誘ってんのかよ」
紗奈の胸に顔を埋める。
この温もりが好きだなって思う。
そんで、紗奈があの日から随分と俺に〝好き〟だって言ってくれるようになった。
嬉しいと思う。
でも、俺はすぐに好きになると思ったのにまだ完全に好きになっていない。
でも、相手が紗奈だから。
投げやりではいけないと思うんだ。
この当たり前の回答が帰ってくるようになってから
もうすぐで1ヶ月が経とうとしてる。
紗奈と付き合ってもうすぐ1ヶ月。
初めは可愛くて仕方なくて
ぎゅっとするとドキドキして
体を重ねると心が締め付けられて
そんな俺だったはずなのに
当たり前の事に慣れてしまっていて。
今まで1人の女と1ヶ月も続いたことがなかった俺は
それが普通のことなのかどうかもわからない。
だったらしなきゃいい話なんだけど俺も男だからそうはいかない。
「竜二…」
「ん?」
「好きだよ」
ベッドの上で俺に抱きつく。
「誘ってんのかよ」
紗奈の胸に顔を埋める。
この温もりが好きだなって思う。
そんで、紗奈があの日から随分と俺に〝好き〟だって言ってくれるようになった。
嬉しいと思う。
でも、俺はすぐに好きになると思ったのにまだ完全に好きになっていない。
でも、相手が紗奈だから。
投げやりではいけないと思うんだ。