【完】僕達のレンアイ事情
「あれ、めっちゃ綺麗だった」
「ははっ。ありがとう。丈には馬子にも衣装だって言われたよ」
「それ絶対照れてるだろ。丈が素直に褒めるわけないし」
まだ結婚できない二人だけど。
これから共にするって決意で同級生の間で結婚式を開いたんだよな。
「たぶんね。でもあれ、ほんとに嬉しかった」
「めっちゃ幸せそうだったもんな」
「あれ、神谷くんが提案してくれたんでしょ?虎に聞いた」
「あいつー。言うなって言ったのに」
やしなが知らないとばかり今日まで思ってたから急に恥ずかしくなる。
「嬉しかったよ。ありがと」
ペコッと俺に頭を下げる。
ただ、俺が見たかっただけなのに。
幸せに笑う姿を。
どうしても幸せに笑ってて欲しかったから。
結婚するってなれば俺もさすがにもうないから、諦められると思ってた。
「ここで降りるか」
俺は車を停める。
「わー。すごい綺麗」
「ははっ。ありがとう。丈には馬子にも衣装だって言われたよ」
「それ絶対照れてるだろ。丈が素直に褒めるわけないし」
まだ結婚できない二人だけど。
これから共にするって決意で同級生の間で結婚式を開いたんだよな。
「たぶんね。でもあれ、ほんとに嬉しかった」
「めっちゃ幸せそうだったもんな」
「あれ、神谷くんが提案してくれたんでしょ?虎に聞いた」
「あいつー。言うなって言ったのに」
やしなが知らないとばかり今日まで思ってたから急に恥ずかしくなる。
「嬉しかったよ。ありがと」
ペコッと俺に頭を下げる。
ただ、俺が見たかっただけなのに。
幸せに笑う姿を。
どうしても幸せに笑ってて欲しかったから。
結婚するってなれば俺もさすがにもうないから、諦められると思ってた。
「ここで降りるか」
俺は車を停める。
「わー。すごい綺麗」