【完】僕達のレンアイ事情
「自己紹介しよ!」



祐希がニコニコで仕切ってる。



「じゃあ俺からー。風見祐希。スポーツ学科1年です。はいつぎ!」



俺の肩をポンッと叩く。



「神谷竜二。祐希と同じくスポーツ学科1年」


「杉森丈。俺もスポーツ学科1年」



俺らの自己紹介が終わって、女子メンバーにうつる。



「篠原紗奈です。てかあたしの紹介いらないと思う…」


「たしかに…」



祐希のみならず俺も丈も知ってるし。



「じゃああたしが。日向結菜。紗奈とは専門学校で知り合いました。医療学科1年です」



たしかにこの子は祐希のモロ好みだ。
俺らに笑いかける顔でもうわかった。



「佐々木千夏。同じく医療学科1年です」



千夏といったその子は少し大人しそうな子だった。
人見知りなのかもしれないけど。



祐希の向かいに紗奈。
俺の向かいに結菜ちゃん。
丈の向かいに千夏ちゃんという配置だった。

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