二人の距離15cm






「芽衣ちゃん私見苦しいもの見せてない?」









「ええ?」









「ほら、私ってお世辞にもかわいいって言えない顔らしいからさ、見苦しくない?」









そう言うとペちんとほっぺたを両手で挟まれた。










可愛い顔を近づけて、私に向かって言った。









「私は見苦しいと思わないし、逆に頑張ってる華は可愛いとすら思うよ!」










「芽衣ちゃんんんんん」








ぎゅっと芽衣ちゃんに抱きつく。








変わらなきゃ。








< 54 / 55 >

この作品をシェア

pagetop