末っ子
父が私の迎えに来ることで仕事が溜まり、

迷惑ではないだろうか。

私の頭の中でそんなことが渦巻いた。

「先生。私やっぱり帰らない。」

私のその声は保健室のドアが閉まる大きな音に

かき消された。











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