もし、願いが叶うなら
「あは。あははは!!」
「美波……?」
「二人とも~!しんみりしすぎだよ~!!私は大丈夫だから!ね?また明日からも学校行くから!」
私だけは……私だけは絶対、強くいなきゃ……!!
「で、でも……薬を使っても……1年半……もしくは2年しか生きられないんだよ?!」
みずは私に向かって泣きながら叫んだ。
「みず……!大丈夫!私は大丈夫!2年も一緒にいれる!」
「み……なみ……」
みずは私に抱きついた。
そして。たくさん泣いた。いや、泣いてくれた。
お母さんも泣いてくれた。
「みずもお母さんも……!!私は大丈夫だよ!でもね。一つだけ約束して欲しいの。私が……っ死んだら……言って……いいっ……から……っ」
「美波……」
ないちゃダメ……!絶対!
「約束っていうのはね!私が余命宣告された事は誰にも言わないで」
「でも……」
「お願い……!ゆうちゃんや先生……クラスみんなに……心配かけたくないの……!」
「とくにゆうちゃんは!ゆう……ちゃん……は……っだっ……から……っお願い……言わないで……」
他の子に言ったとしても……ゆうちゃんだけには……最後まで隠し通したい。
そして、私のことなんか忘れて、幸せになって欲しい。
だから、お願い。誰にも言わないでね。お母さん。みず。
「美波……?」
「二人とも~!しんみりしすぎだよ~!!私は大丈夫だから!ね?また明日からも学校行くから!」
私だけは……私だけは絶対、強くいなきゃ……!!
「で、でも……薬を使っても……1年半……もしくは2年しか生きられないんだよ?!」
みずは私に向かって泣きながら叫んだ。
「みず……!大丈夫!私は大丈夫!2年も一緒にいれる!」
「み……なみ……」
みずは私に抱きついた。
そして。たくさん泣いた。いや、泣いてくれた。
お母さんも泣いてくれた。
「みずもお母さんも……!!私は大丈夫だよ!でもね。一つだけ約束して欲しいの。私が……っ死んだら……言って……いいっ……から……っ」
「美波……」
ないちゃダメ……!絶対!
「約束っていうのはね!私が余命宣告された事は誰にも言わないで」
「でも……」
「お願い……!ゆうちゃんや先生……クラスみんなに……心配かけたくないの……!」
「とくにゆうちゃんは!ゆう……ちゃん……は……っだっ……から……っお願い……言わないで……」
他の子に言ったとしても……ゆうちゃんだけには……最後まで隠し通したい。
そして、私のことなんか忘れて、幸せになって欲しい。
だから、お願い。誰にも言わないでね。お母さん。みず。