タバコと数式は思い出の中に ~私の好きな人は先生~
中間テストの日程が終了した次の週の水曜日

2限目と3限目の業間体育を終え

私たちはいつもの移動教室で雑談にふけっていた

というのも、チャイムが鳴ったのにすでに2,3分経過

先生が全く来ないからです


「これは、もしかして先生、授業忘れてる??」


良いながら嬉しそうにするルナ


「でも、本当に忘れてる場合、誰が呼びに行くべきなの?この場合」


と変なところを心配する私


「大丈夫でしょ、誰かが授業終了10分前くらいなったら呼びに行くんじゃない?」


と笑いながら言うマリ

『本当に大丈夫なのかなぁ』と心配していると、ふとある事を思いつく


「違うな…。あれだ、先生テストの丸付けしてて、もうすぐで終わりそう!ってところでチャイム鳴っちゃって、あと少し!!とやっているうちに、只今5分が経過しようとしてる…みたいな」


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