タバコと数式は思い出の中に ~私の好きな人は先生~
授業が終わって、私たちは先生のもとに行く


「せんせー!今回の100点は何人??」
「ん?お前だけじゃない?」

『それはないと思う』


と3人ハモる


「池上さんもじゃない?」
「そうそう、ペン持って何も書きこんでなかったし」
「そうそう」


どうやら私たち3人同じことを考えていた様子


「あぁ、池上!!100点やった、100点やった」


思い出したかのように先生が言う


「ホント、あーちゃんは賢いなぁ」
「別格やろ…」


と述べるマリとルナに『私の時はツッコミやったのに…』と心の中で思う

これが、すべての成績において優秀なあーちゃんと、数学が妙に得意な私の差だったりする

または、キャラの違いか?


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