タバコと数式は思い出の中に ~私の好きな人は先生~
それよりさぁ、とマリは先生に訴える


「私今回もめーっちゃ惜しかったと思えへん!?」

「確かに、惜しかったな。あと一歩」


それを聞くルナが「そんなの…」と反論する


「そんなん私どうなるん!?」
「ルナ、いったい何点やったん?」


ルナは「悪い、悪い」と毎回言っているので、疑問に思い聞いてみた


「葵。葵が想像している以上に悪いのは確かだよ…」

「確かにお前はもう少し勉強してくれ」


「先生」ニコリともせずルナはそう言うと


「今更です!」


と真顔で言った
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