タバコと数式は思い出の中に ~私の好きな人は先生~
「それに、何か疲れちゃったし、私立でもいっか、と思って」
「でも、H大諦めきれてないでしょ?それなら後悔するよ」


自分でも、彼女にどっちの道を歩んでほしいのか、だんだん分からなくなってくる

でも、どう私が考えようが、彼女の人生は彼女が決めるべきだ


「どの道を選んでも、人は後悔はするもんだよ。でも、自分の選んだ道を人のせいに出来ないのが、あなた達の世代から。自分が納得する道を選べば良い。ちゃんとした思いがあるなら頑張れるし、両親だろうが何だろうが、ちゃんと分かってくれるはずだよ」



「まだ推薦を決めるにも時間はあるし、勉強もまだまだこれから成績は上がってくる」という事で今日はお開きになったが、彼女はどうするだろうか…

私は偉そうに言う事なんて出来ない

本当に後悔はしていないけれど、受験から逃げてきたと言われてもしょうがない


私はこの件で人にアドバイス出来る立場なんかじゃない
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