タバコと数式は思い出の中に ~私の好きな人は先生~
少しの間、会話に困っていると、突然先生が声をあげた


「あ…」


と突然先生が声を上げたのに驚いていると、私は忘れていたことを告げられた


「授業の前に軽く紹介するから、心構えしといて」


そう言われたのは教室1m手前ほどだった


この人は相変わらずだ…


そう思いながら後ろから教室に入ろうとすると


「後ろは鍵開いてないと思うぞ」


と言われ、私はしぶしぶ前から先生と入ることになった




ガラガラと音をたててドアを開けると、一斉にすべての目が自分を見ているような錯覚を覚える



< 25 / 289 >

この作品をシェア

pagetop