タバコと数式は思い出の中に ~私の好きな人は先生~
「先生、一昨日は変なこと言ってごめんなさい。でも言いたい事言ったら、分かったんです」
だから私は昨日の話をきりだした
あれから分ったんだ
私は失恋に失恋していた、思い出に恋していたんだ
思い出にすがっていたとも言える気がする
あんなにも好きだったから、すぐに忘れるなんて出来ないと確信していた
あんなにも好きだったのに、他に好きな人が出来たら、苦しかった想いも嬉しかった想いも楽しかった思い出も、全部なかった事になる気がして、それが私は怖かったんだ
ずっと好きでいて、私こんなにもあなたの事好きだったのよって、誰に言うでもなく自分に言っていたかった
そうすれば、もう傷つくこともないのだから
でも昨日思っていた事言ったら何だかすっきりしたんだ
私はとっくにちゃんと未来を歩けていたんだね
だから私は昨日の話をきりだした
あれから分ったんだ
私は失恋に失恋していた、思い出に恋していたんだ
思い出にすがっていたとも言える気がする
あんなにも好きだったから、すぐに忘れるなんて出来ないと確信していた
あんなにも好きだったのに、他に好きな人が出来たら、苦しかった想いも嬉しかった想いも楽しかった思い出も、全部なかった事になる気がして、それが私は怖かったんだ
ずっと好きでいて、私こんなにもあなたの事好きだったのよって、誰に言うでもなく自分に言っていたかった
そうすれば、もう傷つくこともないのだから
でも昨日思っていた事言ったら何だかすっきりしたんだ
私はとっくにちゃんと未来を歩けていたんだね