タバコと数式は思い出の中に ~私の好きな人は先生~
「マリはどうやったん?」



と尋ねると



「私はおしい感じぃ~」



と残念そうに言っている


「あれ、それじゃもう1人の100点の子って誰なんやろ?」



テストの採点が終わった先生から「満点は2人いた」という情報を聞いたとミサトから聞いていた私は、てっきり私が100点なら、もう1人はマリだろうとふんでいた


「あぁ、それあーちゃんちがう?」
「たぶんそうやろな…」

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