タバコと数式は思い出の中に ~私の好きな人は先生~
「葵って植本先生ほんと好きだよね~」
そう言いだしたのはユミだった
「だってあんだけテスト頑張るくらいだし…」
半ばあきれ気味、でも面白そうに言う
今までなら「好きやで~♪」とか、自分から「植本先生好きやもん」とか言っていたのに、なぜか今日はそんな風には言えない
「な、違うもん!」
そう言いつつも顔が熱くなってくる
「葵~。顔赤くなってるけどぉ?」
私の反応にユミたちは益々楽しそうにからかってくる
「うぅ~違うんだもん!!」
その場は体育の更衣中だったということもあり、それだけ言い残すと私はさっさと部屋を飛び出していった
そう言いだしたのはユミだった
「だってあんだけテスト頑張るくらいだし…」
半ばあきれ気味、でも面白そうに言う
今までなら「好きやで~♪」とか、自分から「植本先生好きやもん」とか言っていたのに、なぜか今日はそんな風には言えない
「な、違うもん!」
そう言いつつも顔が熱くなってくる
「葵~。顔赤くなってるけどぉ?」
私の反応にユミたちは益々楽しそうにからかってくる
「うぅ~違うんだもん!!」
その場は体育の更衣中だったということもあり、それだけ言い残すと私はさっさと部屋を飛び出していった