タバコと数式は思い出の中に ~私の好きな人は先生~
黙祷の時間、戦死した方々にはほんっとーに申し訳ないが、私たちの頭の中は『点入った~!』だった

そんな奇跡を目にしながらも、なおも私は先生を追い求めていた

『あ、先生はあそこだ』とか考えてしまったりする



「暑いぃ~!!」


バス前でうちわを仰ぎ、片手に凍らしたお茶を持ちながら、私は友達と今日の勝利にひたっていた

「本当に勝つとは思わなかったよな~!!」

私たちは勝っちゃったんです!

番組的には『これから誰をフューチャーするんだ!?』と困るかもしれないけれど、私たちにそんな事は関係ない

楽しく会話をしていると、頑張って応援したプレゼントか、私に嬉しい出来事が起こった

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