タバコと数式は思い出の中に ~私の好きな人は先生~
最近私は2本あるスクールバスのうち早い方のバスに乗るようにしてる

それは、ようやく受験生という事を自覚してきたためと、先生に会えるかもしれないと分かったからだった


何となくで早いバスで行った日、私はたまたま職員室の前で先生に出会った


「おはようございます」
「ん?おはよう」


私の挨拶に眠そうに答える先生

この日は1日中幸せだった

こんなことで幸せ感じてしまう私は、同じ時間に行けば再び同じように挨拶出来るかな
?と淡い期待を抱いてしまう



そうして今日も早いバスで私は学校にやってきた

早い方のバスに乗るようになってから、私はもう1つ変わったところがあった

校則で長い髪はくくる決まりがあったため、私は今まで適当にくくっていたが、最近は綺麗にツインテールに結ぶとアイロンで毛先を巻くようにしていた

こういうところも単純で自分が笑える

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