私の恋は、うまくいかないの‥『短編』
「俺の部屋狭いやろ?アハハハ」

「本当に?」

と素っ気なく返事をしてしまった。

私の返事を聞いた悟は

「愛美、この写真見たんやろ?」

「あっ…うん」

「だから、機嫌悪いんやろ?」

「え?そんなんぢゃ…」

悟は私の図星?のように

何もかも、見抜かれてしまう。

今日知り合ったばっかりなのに

前からの知り合いみたいな感じがする。

「この写真な、前の彼女やねん。」

「あっ…そうだったんだ」

「でな、一年前に交通事故で亡くなってん。で、俺はそっから彼女を作ってないって訳で、愛美を紹介してもらってん」

「あっ、そうやったんや」

と言って、私は、悟に抱きついてしまった。

私に、教えてくれた事で、嬉しくて嬉しくてしかたなかったんだ。
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