カレは、超人気若手俳優…!? 〜ファンにはナイショの♡甘い恋♡〜
不安げなあたしの表情を読み取ったのか、大和くんはあたしの頭の上に、優しく手を置いた。


「べつに、怒ってるわけやないんやで?やから、そんな顔せんといて?」

「…あ、う…うん」


怒ってるわけじゃないんだ…。

じゃあ、一体…。


「今日、俺が環奈の家にきたのは、完全なプライベート。友達に髪切ってもらうだけやのに、そんなに気遣う必要ないやろ?」

「そうだけど…」
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