永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「あっそ。もう授業始まるぞ?」


「わりーな。敦。俺とこの子さぼりだから」


えっ?


「じゃーな!」


えー!


三澤くんの思うがまま手を引かれ
あたしは抵抗する間もなく走ってしまった


敦はポカーンとした顔であたし達2人を見ていた


ほんとになんなの。この人。


強引すぎるよ。


可愛いとか軽々しく言うし。


あたし、学校さぼるなんて言ってないよ?


だけど……


< 103 / 298 >

この作品をシェア

pagetop