永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜

「どっちも食べればいいじゃん。
それにお前……泣いてたし。」


少し切ない顔で言われて
あたしは止む無く食べることに



「ん。おいひぃ……」


最初に食べたのはイチゴタルト。
イチゴの酸っぱくも甘い味とタルトのバランスがよくて声を出した。


「そらー、よかった。」

あ、そーだ。


「すみません。フォークください」


店員さんにそう言うとすぐに
新しいフォークを持ってきてくれた


三澤くんは不思議そうな
顔をしてあたしをみている