永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
イチゴタルトを少し救うと
三澤くんの口の前に近づけた。


「はい、どうぞ。」


ニコニコするあたし。
それに対して三澤くんは……


「っ!」


真っ赤な顔をして
食べようとしない。


「小梅……何やってんの?」


「何って?あたしだけ食べるのは
不公平だし。」


「そ、そうか……」

そして真っ赤な顔をしてようやく口を開けた三澤くん。


って、大丈夫かな?
なんか真っ赤だけど。


体調が悪かったのかな


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