永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
放課後。


俺は誰もいなくなったのを
確認すると菅田の机にある物を
入れようとした。


「あれー⁉︎何してんの?敦。」


びくーっ!


「三澤……」

咄嗟にある物を後ろに隠す。


「何隠した?」


「なんでもねーよ!さっさと帰れ!」


「お、おい。俺宿題……」


こっちだって暇じゃねーんだぞ!


まだ何か言いかけた三澤を教室から追い出すとピシャンと教室の扉を勢いよく閉めた


今日ばかりは三澤にも
知られたくない。


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