永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
家族になるって言ってくれた紗江子。



その優しさに甘えているのかもしれない


『あたしが……家族になる………』


『チーズケーキ今好きになった。』


やっぱり俺、紗江子が好きだわ。


「わり。母さんのこと思い出しただけ。」


ぱっと紗江子から体を離し、すたすた何食わぬ顔で歩き出す。


「ちょっ……紗江子⁉︎」


俺は後ろから紗江子に抱き締められていたんだ。


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