永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「俺とさ。マジで付き合ってよ。」








顔を伏せているからどんな顔を
してるのかわからない。


でも気のせいか今日の三澤くんはなんだか余裕がない気がした。


「俺が今日ここに来たのは敦に見せつけたかった。俺達はこんなに仲いいんだぞって。」


「結局お前を傷つける結果になっちまったけど、もし小梅と敦が両想いだったらすげぇやだ。」


「小梅のこと好きだから。」


ぱっと伏せていた顔を上げて
三澤くんを見る。



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