永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「お母さん⁉︎お父さん⁉︎」


まだ旅行中のお父さんとお母さんが
リビングでお茶を飲んでいる



ソファーには敦が座っていて
あたしとは目も合わない。



「ただいまっ。」


「久しぶりだな。」


前と変わらない笑顔であたしに
笑いかけるお母さんとお父さん。


「どうしているの?旅行は?」


2人は顔を見合わせて笑った。


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