永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
応援してくれる友達がいる。



それだけであたしは何だか頑張れた


「菅田。」


後ろから好きな人の声が聞こえ
振り返る。


「わり。遅くなった。」

「ううん。」


あたしは首を横に振る。


そしてすぅっと息を吸った。


「あたしは敦が好きーーー‼︎‼︎」



好きー!


好きー!


好きー!


あたしの声は廊下まで響き
こだました。


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