永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
「うるせ…」


敦は苦笑いをしながら耳を押さえている。


「だってほんとに好きなんだもん!」


大きな声で告白したのはやっぱり後悔したくないから。


敦にあたしのことを思い出してほしいという気持ちがあるからだ


「ごめん。俺…」


答えなんてわかっている。


「好きな子がいるでしょ?」


「ああ。」


あたしとは正反対な清楚な子。


ずきん。


あ。やばい。
泣きそう。


「頑張ってね。」


「菅田…」



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